GOADBULL

LPIC レベル1コマンド集

dmesgコマンド

システム起動時にカーネルがどのような処理をおこなっているのか確認することができる。バッファに入らなくなった古いメッセージは自動できえてしまう。

システム起動時のメッセージを見る

catコマンド
閲覧にroot権限が必要。
catコマンドのオプション
-n --number 行番号を付け加える(空行も含める)
-b 空行を除いた行に行番号を含める -b --number-nonblank 行番号を付け加える。ただし空白行には付けない
-s --squeeze-blank 連続した空行を1行にする
-v --show-nonprinting TAB、改行、改ページ以外の非表示文字を表示する
-t ― 非表示文字を表示、TABを"^I"、用紙送りを"^L"とする
-E --show-ends 行の最後に"$"を表示する
-A --show-all 全ての非表示文字を表示する(-vETと同じ)
-e ― TABを除く全ての非表示文字を表示する(-vEと同じ)

nlコマンド

cat -nと一緒。 -b a 空行を含めた全ての行に行番号をつける -b t 空行を除いた行に行番号を付ける。

bzcatコマンド

bzip形式で圧縮されたファイルを展開して、標準出力で送信するコマンド。

lessコマンド・moreコマンド

ファイルの1画面のみ表示するコマンド。 -z 1画面分進む -w 1画面分戻る -d 半画面進む -w 半画面戻る

安全にシステムのシャットダウンを行う

shutdown

オプション
-h  シャットダウンする
-r  再起動
-f  次回起動時にfsck(ファイルの修理)をスキップする
-F  次回起動時にfsckを必ず実行する
-k  実際にはシャットダウンせず、警告メッセージを表示
-c  現在実行中のシャットダウンをキャンセルする。

例:5分後にシャットダウンする。
shutdown -h +5 {メッセージ}

例:22時にシャットダウン
shutdown -h 22:00 {メッセージ}

例今すぐに
例:shutdown -r now

shutdownコマンドに変わる

現在は、systemedコマンドを使うことが多い。
systemctl poweroff  シャットダウン
systemctl reboot  再起動

tailコマンド

末尾から何行か表示する。
-f ループさせ、リアルタイムで表示させる。

runlevelコマンド

ランレベル表示

ランレベルを変更するには、initコマンドと、telinitコマンドを実行する必要がある。

telinitコマンド

起動の変更ができる。 -q /etc/inittab変更後に即反映させることができる。

wallコマンド

一般ユーザーの使用中にルートモードに移行すると、 一般ユーザーが自動的にログアウトされてしまうので、事前にログアウトを促す必要がある。
wall "{メッセージ}""

cutコマンド

テキストファイルの各行から指定したフィールドを取り出して表示するために使用するコマンド。
 
オプション
-c 抽出する文字位置を指定
-d 区切り文字を指定
-f 抽出するフィールドを指定(1,7 = 1行目と7行目をカット)

tarコマンド

tarファイルを作ったり、展開したりする。

オプション
-c 新しいアーカイブの作成
-x アーカイブからファイルを展開
-t アーカイブの内容を一覧表示
-f アーカイブファイル名を指定
-z gzipを通して、圧縮/展開
-j bzipを通して、圧縮/展開
-J xzを通して圧縮/展開

viコマンド

テキストエディタを起動するコマンド。ふつーにWordを起動させる感じ。
コマンドモードに移動するときは「ESCキー」を押す。 オプション
h      一文字左へ移動
l      一文字右へ移動
k      一文字上へ移動
j      一文字下へ移動
0      行頭へ移動
$      行末左へ移動
gg      ファイルの先頭へ移動
G      ファイルの最終行へ移動
H      画面の最上行へ移動
L      画面の最終行へ移動
a 現在のカーソルの後ろにテキストを入力
A 現在の行の最後にテキストを入力
i 現在のカーソルの前にテキストを入力
I カーソル行の先頭にテキストを入力
o 現在の行の下に空行を挿入して、そこにテキストを入力
O 現在の行の上に空行を挿入して、そこにテキストを入力
x カーソル位置の1文字を削除
X カーソル位置の前にある1文字を削除
yw カーソル一の単語をバッファにコピー
dw カーソル位置から単語の末尾までを削除
db カーソル位置から単語の先頭までを削除
dd カーソル行を削除
d$ カーソル位置から行末までを削除
d^ カーソル位置から行頭までを削除
e!       最後に保存した状態に戻す。
/ 指定した文字列を検索する「/sbin」のように。 n ”/”の次を検索 N ”/”の前を検索 nG ファイルのn行目へ移動 :n ファイルのn行目へ移動
8行削除したい場合は、8ddと入力する。

:set ts = 10
:set tabstop = 10
終了させることなく、コマンドを実行したい場合は、"!"を文字列の前におく。 ファイル全体の文字列を置換するためには、%s/文字列1/文字列2/g と入力する。

rebootコマンド

システムの再起動時に使うコマンド

systemdのサービスを管理する

sytemctl {サブコマンド} {Unit名} {t-種類}

サブコマンドの種類
start 起動する
stop  終了
restart 再起動
reload  設定を再読み込み
status 稼働状況を表示
is-active  稼働しているか確認
enable  自動起動にする
disable  自動起動にしない
list-unit-files  Unitに起動する
reboot  再起動する
pweroff  シャットダウンする。

fileコマンド

ファイルの種類を特定するためのコマンド。
テキストファイルの場合は、文字コードが表示される。
実行後、ファイルのアクセス実行時刻のみ更新される。

uniqコマンド

重複している行を取り除くコマンド。並べ替えができている前提なので、sortコマンドを使用しておく必要がある。

-d 重複している行のみを表示。
-u 重複していない行のみを表示。

ややこしい!

cpioコマンド

アーカイブファイル(ファイルをまとめたもの)をなんやかんやするためのコマンド。
ファイル・ディレクトリをコピーできる。作成もできる。
< 引数でどこにコピー展開するか

-o 新しいアーカイブを作成する
-i 展開!
-d ディレクトリの作成
-r コピーはせず、入力された内容を一覧表示する。

splitコマンド

指定した行数で、ファイルを分割するコマンド

split -200 [ファイル][付けたいファイル名]

lspiコマンド

PCIデバイスの情報を確認する
-vオプションをつけると、詳細な情報が
-vvコマンドをつけると、さらに詳細な情報が表示される。

PCIデバイス   マザーボードに差し込んで特定の機能を追加するデバイス。マザーボードへの差し込み口をPCIスロット。マザーボードと拡張機能の規格を合わせるサポート?

パッケージ

実行ファイルや、ドキュメント、設定ファイルをまとめたもの。

パッケージ管理システムでは、パッケージ間の干渉や競合を回避することができる。

パッケージ管理の方法
Debrian形式 dpkgコマンド,APTツールガ使われる
RPM形式 rmpコマンド
両者、Alienコマンドを使って管理することもできる。

rpmコマンド

RPM方式のパッケージのインストールなど、パッケージの管理を行う。

-i インストール
-U --upgrade アップグレード(なければインストール)
-q 指定したパッケージがイナストールされているのか確認
-l 指定したパッケージに含まれるファイルの確認。
-p 照会対象をパッケージファイルとする。
-c 設定ファイルの一覧表示
-h (--hash)進行状況を#で表示 --changelog 指定したパッケージの変更履歴の表示。

rpm2cpioコマンド

RPM系パッケージをcpio形式のアーカイブに変換するコマンド。

umaskコマンド

ファイルのデフォルトのアクセス権の設定
アクセス値のMAXから引いた値がデフォルトになる。

例 umask 022
ファイルのMAX(666) - 022 = 644
ディレクトリのMAX(777) - 022 = 755

dpkgコマンド

インストール済みのパッケージを操作する。

-L  インストールしたパッケージの一覧を表示。
-l --list 表示
-r --remove 削除
-P 設定含め、完全に削除
-i インストール
-C (--V)インストールが完了していない不完全なパッケージおw表示
dpkg-reconfigure パッケージの再設定を行うコマンド。

yumコマンド

RPMを拡張したもの。
YUMツールは、インターネット上またはメディア上のおあっケージ情報のっデータベースを使い、依存関係を調整しながら、パッケージ管理を行うことができる。
パッケージの取得元(リポジトリ)は/etc/yum.repos.d」ディレクトリのファイルで設定する。
search 指定したキーワードでパッケージの検索
設定ファイルは、/etc/yum.confにある
パッケージの取得元は、/etc/yum.repos.dに記述されている。

dnfコマンド

yumの後継。オプションはほぼ同じ。リポジトリも同様にyumと同じetc/etc/yum.repos.dを使う。

zypperコマンド

openSUSEが使用しているコマンドラインのパッケージ管理ツール。 aptコマンドやyumコマンドのように、zypperコマンドでリポジトリやパッケージの操作を行える。 refresh リポジトリの更新 repos (lr) リポジトリの一覧表示 list-updates / lu アップデートできるパッケージの確認。

ファイルの所有者の変更

chrownコマンド

サブディレクトリの所有者も変更するには、-Rも指定する。

Chrown -R user1 images

リンクの作成

lnコマンド
オプションなしに作成するとハードリンクが作成される
-s でシンボリックリンクを作成
ln[-s] リンク元 リンク先 

psコマンド

実行されている処理の確認

pstreeコマンド

動作しているプロセスの親子関係をツリー上にして表示するコマンド
ps -fでも同じ効果が得られる

top

現在実行中のプロセスを監視する
PID プロセスID。プロセスが起動した順番

プロセスの終了

kill

オプションみたいなものにシグナルがあり、終了プロセスを選択できる、

killallコマンド

指定した名前のシステムを終了させたい
killall {名前}

ハングアップ(端末の切断における終了)
HUP

システムをクリーンアップする。(終了)
-s 15
-TERM(SIGTERM)
killコマンドのシグナルを指定しない場合は、TERM(クリーンアップして終了)が選択される
プロセスを中止させるには(割り込みにおける終了)
killかkillallコマンドでINTシグナルを送信する
Cntrl+C

プロセスを再開するには
CONT

killコマンド

を使えるのは、ユーザー自身が実行しているプロセスのみ。他人のプロセスは終了させられない。

-s {シグナル番号}
1 HUP 端末との接続が切断されたことによるプロセスの終了
2 INT キーボードからの割り込みによるプロセスの終了
9 KILL プロセスの強制終了
15 TERM プロセスを終了(デフォルト)
18 CONT プロセスを再開
19 STOP プロセスを一時停止

grepコマンド

検索するためのコマンド。 egrep 拡張機能が使えるgrep。『|を使用する場合は、''で囲む必要がある(連続コマンドだと思われないようにするため)』 fgrep ファイルの検索ができるコマンド pgrep プロセスIDで検索ができるコマンド。

pgrepコマンド

指定した名前のPIDを表示する

-v マッチしない行を表示する
-i 大文字小文字を区別しない
-c マッチした行数を表示する
-n マッチした文字列の行番号を表示する
-q 実行結果を標準出力に表示しない
-h マッチしたファイル名を表示しない
-b パターンが何文字目にあるのかを表示する
-s エラーメッセージを表示しない
-w, --word-regexp 強制的に単語全体でパターンの一致処理を行う
-x, --line-regexp 強制的に行全体でパターンの一致処理を行う
-u   プロセスの実行ユーザーを指定する、 -g プロセスの実行グループを指定する。

バックグラウンドでコマンドを処理させるには

フォアグラウンドで処理させると他のコマンドが打てなくなるため、バックグランドで処理させる。
""を後につけるだけでおk

ログアウトしても処理を行う

nohup

expandコマンド

タブ区切りのファイルを並べ替えて表示

sedコマンド

Stream Editor 「流れるようなエディタ」 文字列を全置換したり、行単位で抽出したり、テキストやスクリプトに対して何かできるコマンド。
書式 sed s/変換前文字列/変換後文字列/g lpic.txt > 保存するファイル

y/文字列1文字列2/文字列3文字列4/   文字列1を文字列2に、文字列3を文字列4に変換する。

オプション
-r スクリプトで拡張正規表現を使用する。 -i ファイルを直接編集する。 -e コマンドを実行できる。複数指定も可能。
-f 編集コマンドを記述したファイルを指定することができる。

ファアグランドとバックグランドを入れ替える

・Cntrl + Z  で一時停止し、bgかfgをかける
bg {ジョブ番号}

バックグランドとファアグランドを入れ替える
fg {ジョブ番号}

free

メモリの利用状況を確認する。 -m Mバイト単位で表示。 -s 指定した間隔で表示し続ける。

fdiskコマンド

パーティションの作成・削除・変更・情報表示をおこなう。MBR対応
-t パーティションタイプの変更
-m サブコマンドのメニューの表示
-w パーティションテーブルの変更を保存して終了
-q パーティションテーブルの変更を保存せずに終了
-l 一覧表示
-n パーティション作成
-d パーティション削除
-p パーティションテーブルを表示する。

gdiskコマンド

パーティションの作成・削除・変更・情報表示をおこなう。GTP対応(MBRよりおおく容量が使える)

partedコマンド

パーティションの作成や削除に使うコマンド。MBRにもGPTにも対応している。
help mkpart 対話形式で進めていく。mkpartはファイルシステムをさらに分割する。
-s 対話方式をとらない。 print 使用可能なデバイス、空き領域、見つかった全てのパーティションを確認する。

pvcreateコマンド

物理ボリュームコマンド(PV)を作成する。

vgcreateコマンド

ボリュームグループの作成

lvcreateコマンド

論理ボリュームの作成を行う。

mkfsコマンド

パーティション上にファイルシステムを作成する。
その際には、ファイルシステムタイプを作成する必要がある。デフォルトでは、ext2

mkswap パーティション上にスワップ領域を作成する。

dfコマンド

ファイルシステムの空き容量を確認する

duコマンド

ファイルやディレクトリが占めている容量を確認する。 du -sc ファイルのサイズ・ディレクトリの合計を表示する。
-s 合計のみ表示
-c ディレクトリの総計を表示する(サブディレクトリも表示)
-a ディレクトリ以外にファイルのサイズも表示する。
-h 人が読みやすいように表示。
サブディレクトリとは、ディレクトリ内にあるディレクトリのこと。含めるか含めないかによって使うコマンドが異なるので、気をつける。

fsckコマンド

システムには破損が発生している場合、修復を試みることができる。
オプション:
-a     問題を自動的に修復。 -r 問題を対話的に修復。完了後に各fsckの特定の統計を報告
-l ディスク全体のデバイスをロック
-t fslist タイプを指定(デフォルトは自動)
-A /etc/fstabファイルを調べて、1回の実行ですべてのファイルシステムをチェック
-C [fd] サポートするファイルシステムチェッカーの完了/進捗バーを表示
-M マウントされたファイルシステムをチェックしない。
-N 実際には実行せずに表示のみ
-P -Aフラグが設定されている場合、他のファイルシステムと並行してルートファイルシステムをチェック
-R -Aフラグを使用してすべてのファイルシステムをチェックする場合にルートファイルシステムをスキップ
これは、ルートファイルシステムが既に読み書き可能にマウントされている場合に便利
-T 起動時にタイトルを表示しない
-V 実行されるすべてのファイルシステム固有のコマンドを含む詳細な出力を生成

ファイルシステムの管理

tune2fsコマンド ファイルシステムのさまざまなパラメータを設定する。
fsdkコマンドをチェックする間隔を指定することができる。
-1 チェックを行う頻度を設定する。dで日、wで週、mで月。
-c チェックなしでマウントできる最大回数を指定する。
-t ファイルシステムをチェックする最大の時間間隔を指定する。
-j ext2ファイルシステムをext3ファイルシステムに変換する。
-L ファイルシステムの母リューウラベルを設定する。

ファイルシステムの情報を表示する

dumpe2fs

XFS

IRIX用に開発した、堅固で高速なジャーナルファイルシステム。(ログファイルシステム)

ジャーナルファイルシステム

ログを記録することができるファイルシステム。障害が発生した時の立ち直りが早いのと、整合性チェックが素早く行えることがメリット。
xfs_info 情報を表示
xfs_db  デバックを行う
xfs_check ファイルシステムをチェック
xfs_admin パラメータ変更
xfs_fsr  デフラグを行う

マウント

あるファイルシステムに別のファイルシステムを組み込んで扱えるようにしたもの。接合点をマウントポイントという。 マウントの仕組み

mountコマンド

オプションを指定しないと、現在マウントされているファイルシステムの一覧を表示する。

マウントする mount /unmountコマンド
-a 指定したファイルを全てマウントする。
-t ファイルシステムの種類を指定する。
-o マウントオプションを指定する。

etc/fastabのファイルにマウントされるものを記述しておくことで、自動的に参照されるようになる。

cdコマンド

カレントディレクトリから他のディレクトリに移動する際に使用するコマンド。
-i --interactive 上書きする前に確認。
-v --verbose 実行内容を表示する。
-a --ahieve ディレクトリ含め、全てコピー
-f --force  強制的に上書きする。


ユーザーのホームディレクトリに移動する方法
・cd ~ユーザー名
・cd ~ (実行したユーザーのホームディレクトリに移動する)
・cd   (実行したユーザーのホームディレクトリに移動する。上のコマンドいらなくね?)

ユーザのホームディレクトリは通常「/home/ユーザ名」(rootユーザの場合は「/root」)になります。ユーザtestであれば、ホームディレクトリは「/home/test」ディレクトリです。

bgコマンド

ファアグランドで実行している処理を、バックグラウンドへ

e2fsckコマンド

ext2/ext3/ext4ファイルシステムのチェック、問題を解決することができる。

-y 全ての問いに対してyesと回答することができる。
-n 全ての問いに対してnoと回答することができる。
-p 全ての問題を自動的に修復。

bzipコマンド

-h --help ヘルプを表示する
-d --decompress 解凍を強制
-z --compress 圧縮を強制
-k --keep 入力ファイルを保持する(削除しない)
-f --force 既存の出力ファイルを上書きする
-t --test 圧縮ファイルの整合性をテストする
-c --stdout 標準出力に出力する
-q --quiet 重大ではないエラーメッセージを抑制する
-v --verbose 冗長にする(2番目の-vはより多くを与える)
-L --license ソフトウェアのバージョンとライセンスを表示する
-V --version ソフトウェアのバージョンとライセンスを表示する
-s --small メモリの使用量を抑える(最大2500k)
-1 .. -9 ブロックサイズを100k~900kに設定
--fast -1の別名
--best -9の別名

bunzipコマンド

圧縮されたファイルを解凍するコマンド

gzipコマンド

 ファイルを圧縮・展開するコマンド。アーカイブではなく、ファイルを一つ一つ圧縮・展開する。

zcatコマンド

gzip形式で圧縮されたファイルを展開しながら表示する。

touchコマンド

ファイルの時刻を設定するコマンド
-t 時刻の変更-aや-tと組み合わせる。
-a アクセス時刻を設定
-m 修正時刻(修正した時刻)を設定

unxzコマンド

xzで圧縮されたファイルを展開することができる。

所有者を確認する

ls -l リスト形式で表示してくれる。

lsコマンド

-a 隠しファイルを含む全てのファイルとディレクトリを表示
-d 指定したディレクトリの情報を表示
-F 名前の後ろにファイルタイプを表示。

chmodコマンド

アクセス権を変更する。

構成   chmod 所有者 +(-) 操作 ファイル

u 所有者
g グループ
o その他のユーザー
a 全てのユーザー

-R ディレクトリも含めて変更。

SGID(グループのID。セットはsになる)の設定 

スティッキービットがセットされたファイルは書き込み権限があっても削除することはできない。

findコマンド

ファイルを検索する
指定したディレクトリの中からファイルを検索することができる。

-print0 検索結果をNULL文字で区切って表示
-print 指定したファイルを表示する(改行区切り)
-atime 最終アクセス時刻で表示する。
-mtime 最終変更時刻で表示。
-maxdepth 最大階層数を指定する。
-mindepth 最小階層数を指定する。

locateコマンド

あらかじめ作成されたデータベースに基づいて指定されたパターンに一致したファイルを検索する。
findコマンドより高速に動作する。
パターンで検索できる。『hで終わるファイル →  *.h』


updatadb

データベースを更新する。 データベースが更新されないとコマンドで検索できない。

which

コマンドを探し出して、絶対パスで表示。

whereis

指定されたバイナリファイル、ソースコード、マニュアルファイルが置かれている場所を探しだす。
コマンドが書いてある場所の絶帝パスを特定することができる。

whichコマンド

環境変数PATHで設定しているディレクトリから検索することができる。 指定したコマンドが置かれている場所を絶対パスで表示するコマンド。

type

指定したコマンドが、実行ファイルなのか、シェルの組み込みコマンドなのかエイリアスなのかを表示。

quotaコマンド

ディスクの使用量とクォータ(分割した容量)の状況を表示する。

-u ユーザークォータの状況を確認する
-g  グループクォータの状況を確認する
-v  詳細な状況を表示する。

環境変数の表示

env/printenv

環境変数やシェル変数も表示する。

変数を読み込ませる

echo -n "Enter your name": gourdbul
read {name}
nameにgoardgulが入る。

atコマンド

指定した時間に自動でジョブを実行できる。

Xで利用可能な色を確認する

showrgb

xlsclient 実行中のXクライアントを表示する。

xwininfo 指定したウィンドウのサイズや一、色深度などの情報を確認することができる

xdpyinfo ディスプレイ情報を表示することができる。

startxコマンド

Window Systemが起動する。

安全にファイル転送したい場合

scpコマンドを使ってsshで安全に転送する。

sshを使用してリモートログインする

ssh ユーザー名@ホスト名

定期的にジョブを実行させる

crontab
頻度の設定もできる。
0-59/5 で1時間の間で5、10、15...で実行できる。

時刻設定

ntpdate  NTPサーバーに時刻を確認し、システムクロックを設定する。定期的に確認したい場合は、ntpデーモンを設定する。

hwclock システムクロックがハードウェアクロックに反映される。逆はhetosy

LANG変数

langageの略。 LANG変数に"ja_JP.UTF-8"もしくは"ja_JP.utf8"を適応する

印刷するには

lprコマンドを使う。
部数指定 -#3
削除 lprm

デフォルトゲートウェイの追加

add default gw {ipアドレス}

ネットワーク経路をつくる

route -add -net ネットワークアドレス gw ゲートウェのIPアドレス

インターフェースの有効化

ifconfig {インターフェース} up
ifup {インターフェース}

testコマンド

ファイルが存在するかどうかによってスクリプトの動作を変えたい時に使用する。
test 条件文

-f ファイルがあれば真
-d ディレクトリがあれば真
-r ファイルが存在しかつ読み込み可能であれば真
-x ファイルが存在し、実行可能であれば真。

条件によって処理を選択するときif文を用いる。

case文
条件によって複数分岐するなら使う。

for文で繰り返し処理を行うことも可能。
seqコマンド 連続した数値を自動的に生成できる。リストの生成に利用できる。

for i in seq 10 15
do
echo $i
done

readコマンド

シェルスクリプト内で標準入力からの入力を受け付ける際に利用できる。

if test -f testscript
then
実行文
else
実行文
fi

jobsコマンド

-l リスト表示にプロセスIDを付加します。
-p プロセスIDのみをリスト表示します。
-r 実行中のジョブにのみをリスト表示します。
-s 停止中のジョブにのみをリスト表示します。

watchコマンド

指定したコマンドを一定期間毎に繰り返し実行し、結果を表示するコマンド。 デフォルトでは、2秒毎に実行する。 -n 難病に一回実行するか決める。

fmtコマンド

長くなってしまった文章を一定の間隔で分割するコマンド。
デフォルトだと、1行75文字になるように設定する。
-w 1行の文字数を設定することができる。

manコマンド

コマンドのメニューを表示するコマンド。
オンラインマニュアルを表示するコマンド。
-a すべてのセクションのマニュアルを表示する。
-f 指定されたキーワード(完全一致)を含むドキュメントを表示する。
-k 指定されたキーワード(部分指定)を含むドキュメントを表示する。

aproposコマンド

man -k と一緒。

whatisコマンド

manコマンドに表示される情報を調べるコマンド。 「これは何?」コマンド。
man -f(キーワード完全一致)と同じ。
-d デバック -l 1行に収まらない場合は省略しない(改行して全部表示する)

シンボリックリンク

ファイル受付代行。

historyコマンド

履歴を残す。
-c 全て削除
-w  現在の履歴を履歴ファイルに上書き。

anewer

findコマンドで、任意のフィアルの更新日時よりも後にアクセスしたファイルやディレクトリを検索するオプション。

mkswap

スワップ領域を作るコマンド。

-c, --check スワップ領域を作成する前に不良ブロックを確認
-f, --force スワップサイズの領域をデバイスより大きくする
-p, --pagesize SIZE ページサイズをバイト単位で指定
-L, --label LABEL ラベルを指定(名前みたいなもの)
-v, --swapversion NUM スワップ空間のバージョン番号を指定
-U, --uuid UUID 使用するUUIDを指定
-V, --version バージョン情報を出力して終了
-h, --help ヘルプを表示して終了

mke2fsコマンド

ext2/ext3 ファイルシステムを作成するコマンド
ext2/ext3 昔っからあるファイルシステム。

オプション
-j ext3 ジャーナルを持ったファイルシステムを作成する。
-c ファイルシステムを作成する前に不良ブロックを検査

odコマンド

バイナリファイルを8進数にしたり、16進数にしたりする。
-o 8進数2バイト区切りで表示
-x 16進数2バイト区切りで表示
-c ASCll文字またはバッククラッシュ付きのエスケープ文字で表示。
-t 出力フォーマットを指定。cで上記と同じコマンドとなる。

psコマンド

プロセスの状態を一覧形式で表示。
-e -A 全て表示
-a 他のユーザーのプロセスを表示
-d すべてのセッションリーダーのプロセスを表示
-N, --deselect 選択を否定する
r 実行中のプロセスのみを表示
T 端末のすべてのプロセスを表示
x 端末操作以外ののプロセスを表示

-は省略可能

wcコマンド

指定したファイルの文字数や行数を表示する。

uptime

システムがいつから起動しているか確認するコマンド
-p, --pretty 稼働時間だけを表示する
-h, --help ヘルプを表示して終了する
-s, --since システムがいつから起動しているかを表示する
-V, --version バージョン情報を出力して終了する

paste

2つのファイルの同じ行を結合して表示するコマンド。

rmコマンド

ファイルやディレクトリを削除するコマンド
-f 確認を取らない(身勝手な)
-r ディレクトリと中身を再起的に削除する
-d 空のディレクトリのみ削除する。

grub-mkconfigコマンド

Grub2の設定ファイルは、/boot/grub/grub.cnfだが、直接編集することはない。etc/default/grubを設定した上でgrub-mkconfigコマンドを使う。

iddコマンド

実行ファイルが必要としている共有ライブラリを調べることができる
etc/id.so.conf

Idconfigコマンド /etc/id.so.confファイルに基づいて、etc/id.so.cacheファイル(使いやすい分身)を作成する。

apt-getコマンド

APTでは、インストールや更新、削除に「apt-get」コマンドを使い、パッケージの検索には「apt-cache」コマンドを使用します。APTはdpkgのフロントエンドとして動作するので、操作対象はdpkgと同じdebパッケージ
aptの特徴は依存関係まで解決できること。
updateはパッケージのデータベースを最新版に更新する。
upgradeはインーストール済みの前パッケージのアップグレードを行う。
crean パッケージを削除する(deleteやremoveに騙されない!) -f パッケージの依存関係がおかしくなった場合は、修復する
-d ダウンロードはするが、展開インストールは行なわない。
dist-upgrade ディストリビューションを最新版にアップグレード

ddコマンド

ブロックをコピーするコマンド

オプション
if=入力ファイル(デバイス)を指定
of=出力ファイルを指定
count=回数 入力ファイルから出力ファイルへブロックをコピーする回数を指定

apt-cacheコマンド

APTツールはdpkgツールを拡張した、Debian系パッケージをツール。apt-cacheコマンドはパッケージ情報の検索・参照をすることができる。

-s 実際にはダウンロードせず、シミュレーションができる。

-d フィアルをダウンロードする。
-s システムを変更せず動作をシュミレートする。

ディレクトリをコピーするには

cp -r(-R) 指定されていないとエラーになる。

mkdir

空のディレクトリを作成する。
-m 指定したアクセス権でディレクトリを作成する。
-p 親ディレクトリも同時に作成する。(存在しない中間ディレクトリも同時に作成)

rmdirコマンド

空のディレクトリを削除する。
-m 指定したアクセス間でディレクトリを削除する。
-p 親ディレクトリも同時に削除する。

lsmodコマンド

ロードされているカーネルモジュールの情報を表示するコマンド

ロードされているカーネルモジュールの情報が格納されたファイルは/proc/module

lsusbコマンド

接続されたUSBの情報を表示するコマンド 接続されたUSBの情報を格納したファイル proc/bus/usb/devices

modprobeコマンド

依存関係を考慮してカーネルモジュールのロードやアンロードを行うコマンド 設定ファイル 「/etc/modprobe.d/myconfig.conf」
options 各カーネルモジュールのデフォルトパラメータを指定する。
alias カーネルモジュールに別名をつける。
install 特定のカーネルモジュールのアンロード時に実行されるコマンドを指定する。
blacklist ロードしたくないカーネルモジュールを指定する。

blkidコマンド

ブロックデバイス(HDDやCD-ROMなどのブロック単位でデータを輸送するデバイス)の情報を表示するコマンド

lsblkコマンド

ブロックデバイスをツリー上に一覧表示するコマンド。

lspciコマンド

PCIの情報を確認するためのコマンド。 PCI = マザーボードに差し込んで特定の機能の追加する拡張カードの種類の一つ。
PCI情報が格納されたファイル /proc/bus/pci/devices

リダイレクト

標準入力やファイルから入力できる。 >  ファイルを新しく上書き
>>  ファイルを新しく上書きするのではなく、後ろに書き加えて保存。
<  標準入力を切り替える
<<  特定の文字列が出てくるまで入力を続ける。

xargsコマンド

追加コマンドとして使用される。標準入力から受け取った引数を利用してコマンドを実行する。

例 60日以上更新されていないファイルを削除する
find -mtime +60 -type f | xargs rm

sortコマンド

テキストファイルの行を並び替える。
-f --ignore-case 大文字/小文字を区別しないで並べ替える
-V --version-sort 自然な(バージョン)数字順で並べ替える
-n --numeric-sort 文字列を数値と見なして並べ替える
-h --human-numeric-sort 人が読むことのできる形式の数値で並べ替える(例:2K、1Gなど)
-g --general-numeric-sort 一般的な数値として並べ替える
-M --month-sort 月名で並べ替える(不明、JAN……DECの順)
-d --dictionary-order データが空白と英数字のみ含まれていると仮定して並べ替える
-b --ignore-leading-blanks 先頭の空白を無視して並べ替える
-i --ignore-nonprinting 表示可能な文字だけを対象に並べ替える
-R --random-sort キーのランダムハッシュ順に並べ替える
--random-source=ファイル ランダムソースのファイルを設定する
--sort=指定 並べ替えの方法を指定する(general-numeric、human-numeric、month、numeric、random、version)
-r --reverse 逆順で並べ替える
-k 指定 --key=指定 場所と並べ替え種別を指定する(「-k 2」なら2列目、「-k 2n」なら2列目を数値として並べ替える。複数指定する場合は「-k」オプションを複数回指定する)
-t 文字 --field-separator=文字 フィールドの区切り文字を指定する(デフォルトは空白文字)

setコマンド

環境変数の値を見たり、変更したりするコマンド
全ての環境変数とシェル変数を表示

unsetコマンド

既に設定されている環境変数やシェル変数を削除するコマンド 例:unset LPIC

envコマンド

全ての環境変数を表示

printenvコマンド

一部、または全ての環境変数を表示

unameコマンド

現在使用しているシステムの情報を表示するコマンド。

renice

プロセスに優先順位をつける。(変更する場合のみ)
(プロセス36256を優先順位20に変更)
renice 20 -p 36456 

nice

プロセスに優先順位をつける。(初期状態のみ)
nice -n [順位]
nice --[順位]

teeコマンド

標準入力から受け取った内容をファイルに書き出すコマンド。標準出力(画面)にも表示できる。
上書きせずに追加する際には、オプションの-a--appendを指定する。

runlevelコマンド

現在及び、1つ前のランレベルを調べることができるコマンド。

trコマンド

文字を置き換え、画面に表示するためのコマンド。指定した文字を削除したり、文字が連続している場合は、文字を削除したりすることができる。
ファイルを引数に取ることはできないので注意する。(catと併用することが多い)
-d --delete 削除
-s --squeeze 指定した文字列を一つにまとめる。
c --conmplement  指定した文字セットに含まれない文字全てを対象とする
digitは数字をあらわす。 形式 tr [文字列1][文字列2]  文字列1を文字列2に変換。
文字クラスで指定することも可能。
[:alpha:]英字
[:lower:]英小文字
[:upper:]英大文字
[:digit:]英大文字

chgrpコマンド

ファイルやディレクトリの所属するグループを変更できる。
一般ユーザーの場合は、自分が所属しているグループのファイルやディレクトリしか変更できないが、スーパーユーザーの場合は、全て変更できる。
所有グループのみ変更したい場合 shown -R :[グループ名][ファイル名] chgrp -R [グループ名][ファイル名]

swapon

スワップ領域を有効にするコマンド。 スワップ領域とは、物理メモリにおさまわなかった情報を一時的に格納するための、通常ハードディスク上に作成する領域のこと。 swapoffコマンドは、スワップ領域を無効にするコマンド。

Inコマンド

リンクを作る方法。デフォルトはハードリンク

statコマンド

ファイルのinode番号やタイムスタンプなどの詳細情報を表示するコマンド

topコマンド

現在進行中のプロセスを継続的に監視することができる。実行中のプロセスをCPU利用率の高い順に表示することができる。
topコマンドを終了するにはQコマンドを入力する

オプション
-d  更新する間隔を秒数で指定することができる。
-n 表示を繰り返す回数を指定することができる。

systemctlコマンド

systemdの動作するシステムを操作する。各サービスの稼働状況や起動設定を管理するために使うコマンド。
httpdとかのサービスを調べることができる。
systemctl rescueコマンドを使用すると、現在のランレベルをシングルユーザーモードに変更することができる。解除するには、 ・Cntrl-D ・systemctl rebootコマンド ・systemctl defaultコマンド を実行する。
サブコマンド 
reload 再読み込み
status 状態を表示する。
disable 自動起動無効
get-default  次回起動時のターゲットを表示する。
set-default  次回起動時のターゲットを起動。(graphcal.targetを指定でグラファイカルモードで起動)
list-unit-files すべてのunit定義ファイルを一覧表示する。
halt システムを終了し、halt状態にする。

journalctlコマンド

systemdが管理するジャーナルを参照するためのコマンド。

md5sumコマンド

メッセージダイジェストとは、入力データにハッシュ関数を使用して計算される値。それが改竄されていないか確認するためのコマンド。 sha256sum SHA256メッセージダイジェストを計算・チェックする。 sha512sum SHA512メッセージダイジェストを計算チェックする。

list-unit-files

systemdが利用できるユニットの一覧を表示するためのsystemctlのサブコマンド。

dmesegコマンド

カーネルが起動時に出力したメッセージを表示するコマンド。

journalctl -k
journalctl --dmesgと同じ。

-l 表示レベルを指定する。

systemd-journald

systemdの動作するシステムにおいて、各サービスが出力するログを扱うデーモンプロセス。

カーネルのログが記録される

/var/log/messages

acpidコマンド

ACPIは、コンピュータの電源管理や構成に関する規格。OS上で、シャットダウンや再起動を行う際の命令やACPIイベントをとして通知される。

cgroups

systemdの動作するシステムにおいて、プロセスのリリースを管理するLinuxカーネルの機能。 プロセスに関して、共通の管理を行うために使う。ホストOSが持つCPUやメモリなどのリソースに対して、グループごとに制限をかけることができる。 SysvisitのPIDに代わるもの。
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