LPIC レベル1メモ
Btrfs
比較的新しく高機能なファイルシステム。・マルチデバイスの対応
・サブボリューム(ディレクトリの一部に異なるファイルシステムを導入できる)
デバイスクラス
HID Human Interface Device キーボード、マウスMass Storage Class ハードディスク、USBメモリー
ACM モデム、TA
Audio Class スピーカー、マイクなど。
BIOS
キーボードやハードディスクなどデバイスを制御する入力基本システム。フラッシュROMに書き込まれている。
ROMは読み出し専用だが、フラッシュROMは書き換えることができる。
後継として、UEFIが出ている。一部OSに ける起動ドライブの容量制限がなくなっている。
デバイスファイル
ハードウェアのアクセスを抽象化する。デバイスの入出力を扱うファイル。
全て暗記しよう
/dev/sda 1番目のハードディスク
/dev/sdb 2
/dev/sdc 3
/dev/sdd 4
/dev/st0 1番目のCD/DVDドライブ
/dev/sda 1番目のテープドライブ
パーティション ハードディスクの論理的な区画。メリットは障害の影響が抑えられるということ。
大容量記憶装置
大量データのための記憶装置。OSをインストールして。起動ディスクとして使用したり、大容量のデータを保管するためにしようする。HDDやSDDがそれに当たる。
SDDの特徴
・アクセスが高速
・HDDのような機械的な故障が起きない。
・OSの起動ディスクとして使用できる。
ルートファイルに必要なディレクトリ
パソコンを動かすのに絶対必要なディレクトリ/bin,/sbinシステムに必要なコマンド
/etc 各種設定
/lib ライブラリ
/dev デバイスファイル
デバイスドライバ
デバイスを利用するための、制御プログラム。カーネル
OSの中心的なシステム。
SysVinitによる起動
initがetc/initabのファイル設定に従い、サービスを順次起動していく。1、etc/initabのファイルを読み込む
2、etc/rc.sysinitファイルを読み込む
3、etc/rcスクリプトを読み込む
4、etc/rcがランレベル以下のシステムを実行する。
ランレベル
ランレベルごとにどのようなサービスを実行するか、稼働しないかを決めることができる。
FHS
ファイルシステム階層基準 ディストリビューションに依存しないLinuxの標準的なディレクトリの構造を定めた企画のこと。Unitという処理単位
systemdでは、システムの起動処理をUnitとよぶ。Unitの主な種類
service 各サービスを起動する
device 各デバイスを表す
mount ファイルシステムをマウントする
swap スワップ領域を有効にする
target 複数のUnitをグループ化する。
systemdは、必要なサービスのみ起動でき、並列的に行うことができるので、SysVistに比べて素早く起動できる。
systemdのデーモンプロセス systemd-journald systemdが制御する、各サービスが出力するコマンドを扱う。 systemd-logind システムへのログイン、起動停止、電源ボタンの操作などを管理する。 systemd-udevd 従来のudevdの代わり、デバイスの動的変更、検出を行う。
システムを構成するハードウェアに関する情報を確認する
/procファイルの中にある。UUID
いつでも誰でも作ることができるID。世界でユニークのIDとなる。時間+緯度軽度マウントする際に確認すること
・UUID・/etc/fstab
デバイスドライバ
パソコンに接続されている周辺装置をOSによって制御するプログラム。Linuxでは、カーネルモジュールに用意されている。カーネルモジュールをロードするには、modprobeかloadmodを使用する。
GRUB
ブートローダであるGRUBのバージョンが0.9x系のものをGRUB Legacy、1.9以降のものをGRUB2と呼ぶ。 GRUB Legacy(GRUB1)の設定ファイルは「/boot/grub/menu.lst」、ディストリビューションによっては「/boot/grub/grub.con」。 GRUB2の設定ファイルは「/boot/grub/grub.cfg」です。 GRUB Legacyの設定ファイルでルートパーティションを指定するには、「root (hdディスク番号,パーティション番号)」と指定します。その際、番号はどちらも0から数えますハードディスクの設計
ハードディスクは、パーティションという領域に分割している。保存領域を分割することによって、設定する際の柔軟性が増したり、システム障害の影響を抑えたりすることができる。
分割されたパーティション
/home 一般ユーザーが利用するファイル
/var ログやメールスプール(メールをMUAが取り出すまでの一時的に格納されたメールサーバ)
/usr
/boot
ライブラリ
よく使われる機能をまとめ、他のプログラムから利用できるようにしたもの。プログラムの部品。静的ライブラリ プログラム作成時に、その実行ライブラリに組み込まれるライブラリ。
共有ライブラリ 複数のプログラム間で共有されるライブラリ。ダイナミックリンクによって呼び出される。
リンク
プログラム本体から関数を利用(C言語)スタティックリンクは、既に作成されたプログラムを実行する
ダイナミックリンクは、要求された時にプログラムを作り、実行する。
共有ライブラリの調べ方
iddコマンドapt-get
apt-getコマンドは、パッケージの依存関係を調整しながらパッケージのインストール、アンインストールを行うグループの変更
ファイルやディレクトリの所属するグループの変更を行うためには、chgrpコマンドを使う。ファイルやディレクトリに別名をつける
異なった名前でも同一のファイルにアクセスできるようにする。ファイルを保存した時点で、iノード番号をつける。
ハードリンク
同一のファイルでも参照するファイルが複数あればアクセスすることができる。 全てのハードリンクが削除されて、初めてファイルが削除される。 inode番号は、全て同じになる。シンボリックリンク
リンク下の場所を指す。そのポインタをつかって削除することができる。プロセス実行の優先度
ナイス値 -20が一番高く、19が一番低い。niceコマンド
rootユーザーしか決定できないので注意。
既に実行中のものは、reniceを用いる。
bash
シェルの一つ。shの進化系。ハードディスクの規格
SATA 現在主流。伝送速度が速い。SAS 超高速だが、高価
SCSI さまざまな周辺機器と繋ぐ。SCSI干すとアダプタが必要。
USB USBで接続することもできる。
パーティションテーブルの方式
MBR 2TB使用できる。基本パーティションを4コ作成できる GPT 容量の制限がない。パーティションも128個まで作成できる。gdiskコマンドを使用する。 MBRにもGPTにも対応したコマンドはpartediノード
ファイルのデータとファイルの情報は別々に保存している。後者を保存している領域をiノードという。
ホームディレトリとは
ログイン直後にいるディレクトリ。etc/skelがホームディレクトリの雛形。この中にファイルを配置しておくとホームディレクトリ作成時にコピーされる。
ユーザーの削除
userdel -r ホームディレクトリも削除クォータ
クォータを使うと、ユーザーごと、グループごとにディスクの制限を設けることができる。ソフトリミット 指定した値に達すると警告する
ハードリミット 容量制限
ソフトリミットを超えた場合、猶予期間に入る。書き込み自体はできるが、猶予期間が過ぎると、自動的にハードリミットとなる。
quoteコマンド ディスクの使用量とクォータの状況を表示。ユーザーを指定しない場合は、ユーザー自身のクォーター状況を表示する。
qutacheckコマンド ファイルシステムを調べてディスクの容量をチェックする。
quotaonコマンド 設定してあるクォータを有効にする。
edqota クォータの編集。
requote 指定したファイルシステムのクォータ状況を表示する。
FHS
ファイル階層標準。ファイルシステムのレイアウト。環境変数とシェル変数
シェル変数は同じシェル同士が使える。環境変数は、異なるシェルでも使用可能。
シェルコマンドは、exportすることによって、環境変数となり、異なるシェルでも使えるようになる。
名前に対応するIPアドレスを定義したファイル
/etc/hostsエイリアス機能
コマンドに別名をつけたり、一連のコマンドをまとめて使えるようにしたりする機能。alias ls ='ls -l' このように置き換える。
一時的に無効にするには、直前に" \ ”を入れる。
/etc/aliasesファイルを変更するためには、newaliasesを実行する。
独自の関数をつくる
bashではfunctionコマンドを使用すると、独自の関数を作ることができる。& function {関数名}{コマンド}
関数を表示するためには、declareを指定する。
関数を削除する際には、unsetコマンドを使用。
関数を保存する
/etc/に保存するが、全ユーザーに影響が及ぶ。
etcは下のディレクトリによって、いつ起動されるのか異なる。

ESP
EFIシステムパーティションUEFIシステムにおいて、物理的なマシンを起動し、、ファームウエア(ハードウェア制御するためのソフト)が読み込まれた後、その後の起動シーケンスで最初にアクセスされる領域になる
Upstart
Upstartは並列的にinitプロセスを起動していくので、早い。 ・initctlコマンドで操作する。 ・サービスやタスクを「ジョブ」という単位で扱う ・イベント駆動型SysVinit
直列的にinitプロセスを起動していく。シェルスクリプト
一連のコマンドラインを自動化することができる。テキストファイルに記述するだけで作成できる。
実行するには、sourceコマンドを使う。
途中でプロセスを入れ替えたい場合は、execコマンドを実行する
RDBMS
リレーショナルデータベースを管理するシステム。SQLについて
SELECT データの参照をする
WHERE 検索条件を指定
ORDER BY 検索結果をソート
GROUP BY 同じ値ごとにグループ化することができる。
INTSERT レコードの追加
DELETE レコードの削除
JOIN 複数のテーブル結合
UPDATE レコードの更新
Window System
LinuxやUNIXのGUIを構成するシステム。現在はX.Orgが主流となっている。x.Org
/etc/X11/xorg.configで確認できる。各セクションで何をするのか覚える。

リモート操作
xhost リモートを許可する環境変数DISPALEYでどのディスプレイに表示させるか設定する。
ディスプレイマネージャー
GUI画面でユーザー認証を行うソフトウェア。LightDMのさまざまなインターフェースをGreeterという。
Xの外観を制御する。
統合デスクトップ環境
ウインドウマネージャーなど統合的な操作が提供される。GNOMEやKDEがある。
アクセシビティ
障害者を支援するソフトウェア。ATという。障害者にとって扱いやすいキーボード → キーボードアクセシビティ。
スティッキーキー(固定キー) Cntrlキーを押しながらでなくても、コマンドが使える、この状態をラッチという。
他のにも、スローキー(音を鳴らす)、バウンスキー(手が震えてても大丈夫)、トグルキー(音がなる)
ユーザー情報
ユーザーアカウント情報は、/etc/passwdファイルに保存される。クライアントからの要求待機のシステム
デーモン 常時監視しているスーパーサーバ(inted,xinetd) デーモンの代わりとなるもの。
intedの設定は、etc/inted.confに設定されてる。
TCP Wrapper
ネットワークサービスのアクセス制御するために使用する。アクセス許可・拒否をする。

一般のユーザーにアクセスを許可するためには、空のetc/at.allowファイルを作成す流必要がある。
空いているポートの確認
netstatとlsofを使用する。nmapコマンドで空いているポートを確認することができる。
fuserはポートを開いているプロセスで特定する
SUID
所有者がSUIDを設定すると、一般ユーザーが使ってもroot権限で動作する。パスワード管理
パスワードの有効期限の設定 chargeコマンド/etc/nologin のファイルを作成すると、rootアカウント以外のログインを禁止することができる。
sudo の利用設定 visudoコマンド
公開鍵と秘密鍵を作成す流ためには、ssh-keygenコマンドを使う。
パスフレーズは秘密鍵を利用する際の認証用文字列。
パスフレーズの手間を省きたい → ssh-agentコマンド。デーモンとしてメモリに設定しておくことで、パスを入力しなくて良くなる。
公開鍵と秘密鍵のファイル名
バージョン1、identity identity.pub
2、id/dsa id/dsa.pub
3、id_rsa id_rsa.pub
SSHポート転送
TCPで送られてきたデータをSSH通信で送ること。GnuPG
ファイルを暗号化したい場合。GnuPGを使う。GnuPGを使用するためには、pgpコマンドを利用する。
公開鍵の登録ファイル
ssh/autorized_keysLANG変数
langageの略。LANG変数に"ja_JP.UTF-8"もしくは"ja_JP.utf8"を適応する
シンボリックリンク
ショートカットみたなもの。結構奥にあるファイルの位置を示すもの。
/etc/localtime ← タイムゾーンの情報を指す
問い合わせ先のDNSサーバー
/etc/resolv.confで指定→ nameserver 192.168.232.2
ジャーナルファイルとは
何かの記録をとっているファイル。名前解決の実行順序
etc/nsswith.confsudoの設定
sudoの設定はetc/sudoersファイルに格納されている。このファイルは直接編集できず、visudoコマンドを使って設定す流必要がある。暗号化されたパスワード
シャドウパスワードが有効になっていると、etc/passwdファイルの欄がx隣、暗号されたパスワードはetc/sdadowファイルに格納される。信頼できるリモートホストの鍵はssh/knows_hostsファイルに格納される。
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