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CCNA勉強 IPv6について詳しく

IPv6の特徴ヘッダの簡素化(40バイト固定)
・ブロードキャストの廃止
・IPsecのサポートが必要
チェックサムの禁止 ・IP自動設定
・階層構造による効率的なユート集約

1つのインターフェースに複数のIPv6アドレスを割り当てることができる。


IPv4と異なる点
フローラベルの追加
・ルータでのフラグメント処理(分割)の廃止

ICMPv6

IPv6用のICMP
ICMP TCP/IPでネットワークの確認応答をするためのプロトコル。
リダイレクトメッセージ 最適なネクストホップをノードに通知するためのICMPv6メッセージ。 エラー通知  パケットが破棄された理由を送信元に通知する機能
近隣探索  同一セグメント上のデバイスのアドレスを調べる機能。MACアドレス解決・ルータ検知・アドレス重複の検知をすることができる。
標準Ping 普通のping
拡張Ping 様々なパラメータ設定ができる。特権モードでしか使えない。
NDP 近隣のデバイスを発見するプロトコル。NSを利用すると、MACアドレスとかを調べてくれる。IPv6アドレスを知るためには、RS、RAを利用する。
NDPによって以下の機能が実現される。
・MACアドレスの解決
SLAAC アドレスの自動設定(オートコンフィグレーション)
DAD 重複アドレスの検出
IPv6の種類 ・グローバルユニキャストアドレス   ネットで使うアドレス(2000::/3)
・リンクローカルユニキャストアドレス   サブネット内で使うアドレス。プライベートで利用。自動的に割り振られている。。(FE80::/10)
・ユニークローカルアドレス    IPv4のプライベートアドレスに当たる。ネットでは使えん。RFC4193で規定。(FC00::/8)
・マルチキャストアドレス     先頭ビットが1111.1111の(FF00::/8)で始まる

1つのインターフェースに複数のIPv6アドレスを割り当てることができる。

マルチキャストアドレス

アドレスによってスコープ(マルチキャストの範囲)がことなるので注意

IPv6 NS NA流れ

説明 IPv4 IPv6
全ノード 224.0.0.1 FF02::1
全ルータ 224.0.0.2 FF02::2
OSPFのルータ 224.0.0.5 FF02::5
OSPFのDR・BDR 224.0.0.6 FF02::6
RIPingルータ 224.0.0.9 FF02::9
EIGRPルータ 224.0.0.10 FF02::A

NDP

NDPはIPv6向けに開発されたプロトコルで、データリンク層のアドレス解決に使用します。IPv6のARPといったところです。

ーNDP の主な機能ー
リンク上にある、近隣デバイスのMACアドレスを調べる。
アドレスに通信ができるかチェック
リンク上にあるルータの検出、パケットの送信先としての設定

SALLC

IPv6に標準で搭載されたアドレス自動設定機能。SLAACはICMPv6のNDPを利用して自動設定を行う。
SALLCの有効化 構文   (config-if)#ipv6 address autoconfig

SALLCを有効にすると、RAから受信したプレフィックス(例 2001:10:10::/64) 自身のインターフェースID(EUI-64で割り当てられる)でIPv6アドレスを作る。

RS (ルータ要請パケット)

タイプ133 RS:Router Solicitation
ノードからリンク上にあるルータに向けて、送信されるリクエスト。(ルータの情報を教えて)
ノードがネットワークアドレスやゲートウェイアドレスなどの情報を取得したい場合に、要求パケットとして送信する。
RSはノードが初めてリンクに接続されたときや、ノードの再起動などによってインタフェースが初期化されたときなどに送信される。

RA (ルータ応答パケット)

タイプ134 RA:Router Advertisement
プレフィックスを配る。 RS パケットに対する応答パケット。RAはRSによって要求されたとき以外でも、ルータが定期的に出力する。

NS (近隣要請パケット)

タイプ135 Neighbor Solicitation
特定のデバイスのMACアドレスを知るための要求。IPv4 の ARPリクエストと同じ。

NA (近隣通知パケット)

タイプ136 NSパケットに対する応答パケット。
IPv6 NS NA流れ

RIPng

IPv6で動作するRIP。最大ホップ数は15。スプリットホライズン(送られてきたルータには転送しない)の機能も受け継いでいる。

ISP

Internet Service Provider
IPv6を直接、エンドユーザーに割り当てる組織。

フローラベル

IPv6で新しく追加されたフィールド。
通信経路の選択・品質保護のために使用。
アプリケーションフローを識別するために使用?
ルーターで特別処理をして、通信経路の選択を行う。

ホップリミット

IPv6でいうTTL。制限時間。パケットが経路可能な最大ホップ数が定義されている。ホップするたび1ずつ減らされて、〇になったらゲームオーバー(パケット破棄)

エニーキャスト

グループ内で最も近いデバイスと通信で利用される。 エニーキャストアドレス   そのアドレスを指定してパケットを送ると、一番近いノードに届く。

リンクローカルアドレス

同一リンク上でのみ有効なアドレス。ノードを接続するだけで、何の設定も無しに通信できるようになる。 IPv6のインターフェースには、さまざまなアドレスが付けられているので、注意する。

IPv6とIPv4を変換する方法。

デュアルスタック  一台の機器(デュアルスタックルータ)に、IPv4とIPv6の両方を設定して、通信中に変換する方式。デュアルスタックルートというものがある。
トンネリング   IPv6パケットに対してIPv4でカプセル化する。
トランスレータ   IPv4パケットとIPv6パケットを変換するNAT-PTを使用する。 IPv6 トンネル

ループバックアドレス

IPv6のループバックアドレスは『::1』

ルータ間でIPv6の通信を行うには

構文    ipv6 unicast-routing

EUI-64

インターフェースIDを自動生成する。
ホストが持つMACアドレスをもとにして、上位3バイトと下位3バイトの間に0xFFFEを挿入した64ビットで挿入される。
コマンドで設定する際には、IPアドレスの最後に{eui-64}と記入する。



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参考サイト
"ネットワークエンジニアとして" 
"TCP/IPとは?通信プロトコルの階層モデルを図解で解説"
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