www
www ワールド・ワイド・ウェブ 広域情報共有システム
標準化団体は、W3C。
wwwは3つの技術を利用して、情報を公開する仕組み
HTTP ハイパーテキストを送信するためのプロトコル
URI 情報の位置を特定するための記述子
HTML ハイパーテキスト言語
つまり、WWWとは「URIによって指定された場所にあるHTMLによって記述されたハイパーテキストをHTTPによって転送することによって情報の共有を行うシステム」
URL URIのサブセット(一部)
URIの記述方式
「http://ユーザ名:パスワード@Webサーバ:サーバポート番号/ファイルの場所」

HTTP
リソースの送信方式
FTPはファイル交換、HTTPは情報交換
FTPと同じく、対応したブラウザが入っていれば、機種・OSを選ばない。
CRLF 改行を意味する。上の図の場合、ヘッダの終了を意味している。

・メソッド ファイルに対する動作
・リクエストURI ファイルのURI
・HTTPバージョン HTTPのバージョン
レスポンスヘッダ
・HTTPバージョン HTTPのバージョン
・ステータスコード 3桁の数字で、状態を表す。
・応答フレーズ ステータスコードの説明
コード |
クラス名 |
説明 |
1xx |
Informational |
リクエストを受けたが、処理中 |
2xx |
Success |
リクエストは正常に受け入れられた。よって要求された動作を行った |
3xx |
Redirection |
リクエストは受け入れられたが、さらに処理を続行する必要がある |
4xx |
Client Error |
リクエストはエラーがあるか、実行できないリクエストである |
5xx |
Server Error |
サーバの状態により、そのリクエストは実行できない |
メッセージヘッダ 要求のパラメータを決定したり、より詳しい情報を提供することに利用される。
要求・応答・一般・エンティティに分類される。
よく使われるメッセージヘッダ
Hostヘッダ リクエストヘッダの中で唯一必須のヘッダ。宛先サーバのドメイン名が入る。
User-Agentヘッダ 利用しているブラウザの情報を送る。
Referヘッダ ページを要求する前のページを送る。
Acceptヘッダ 使用可能なファイルの種類を指定する。
ETagヘッダ キャッシュしたデータとの比較に利用する。
メソッドリクエスト
条件付きGET 修正されていたらページを取得(ブラウザに保存されていなかったら取得)
CGI Webサーバ上でプログラムを動かすための仕組み。
実際GETで取得してくるのは、CGIによって生成されたページ。
HEAD レスポンスヘッダのみを要求するメソッド。更新されているか確認する。
POST メッセージ本体にデータを入れて送るときに利用する。
セッションステートレス問題 HTTPは一度セッションが切断されてしまうと、前の接続のことは覚えていられない問題。
そのために用いるのがCookie
Cookie ホスト識別情報。擬似的にセッションを作り出す。前回のアクセスが同じホストであることを特定できる。その時利用するのが、
Set-Cookieメッセージヘッダ
永続Cookie 有効期限までクライアントのハードディスクに保存される。
セッションCookie セッションが終了するまでの間だけクライアントのメモリに保存される。ブラウザを閉じたら終了。
無差別にCookieを送らないために、指定した
ドメイン名、Pathが一致したサイトのみに送る。
プロキシサーバ
代理でサーバと接続してくれる。
匿名アクセス
誰でもアクセスできる状態を表す。
基本認証
ユーザーIDとパスワードの認証が必要になるので、権限のないアクセスから保護できる。
そのページのディレクトリが同じもしくはその下ならば、最初から「Authorization」をつけてリクエストができる。(認証が必要なくなる)
欠点として、クリアテキストとして送信されてしまうので、セキュリティが弱い。(BASE64でコード化されているだけなので)
ダイジェスト認証
チャレンジ・レスポンス方式(一方向関数のハッシュ関数)を利用する。
メールサーバ
MUA 送信元と宛先で動かすメール転送プロセス
MTA メール転送サーバで動かしているプロセス。ユーザーが利用する機能をふくめたもの(統合ソフト:Gmailなど)
メールボックス 一時的に取りに来るまで預かる場所
宛先ドメイン名からッサイのIPアドレスを特定する。
もしメールサーバが障害にあったとしても、違うメールサーバをMXで指定すれば、メールを届けることができる。
SMTPサーバソフト メールを届ける/受け取るの役割を担う。
SMTP メールを送るためのプロトコル。
POP、IMAP メールの取り出し要求に対応する。
ESMTP SMTPで利用できなかった拡張コマンドが利用できるようになった。認証、暗号化などが行えるようになった。
メールヘッダの有無はメールの送受信に必要ではない。メールヘッダはMTAやMUAが自動で付けてくれる。
Receive MTA・MUAがメールを受信した時、自動で追加するフィールド。正確でないといけない。中継する際に追加していく感じ
POP3 TCPポート110番を使う。3つの状態の遷移がある。

・Authentication 認証 ユーザーの認証を行う
・Transaction 処理 サーバーからメールを移す役割を持つ。取り出されたメールは削除される。
・Update 更新 メールの消去。接続の切断。
CCNA メモ3
参考サイト
ネットワークエンジニアとして
TCP/IPとは?通信プロトコルの階層モデルを図解で解説
3分ネットワーキング
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