GOADBULL

CCNA勉強 DHCPについて詳しく

DHCPの設定

ISPからダイナミックIPアドレスを取得する場合 構文   (config-if)#ip address dhcp
上記のコマンドを設定したインターフェースはDCHPクライアントとして接続し、DHCPサーバーにIPを分け与えてもらえるようになる。

Ciscoデバイスはすごいから、どのルーターもスイッチもDHCPサーバーになれる。「語弊あり」
DHCPコンフィグレーションモードに移行して設定する。
DHCPプールの作成 構文   (config)#ip dhcp pool
デフォルトゲートウェイの設定 構文   (dhcp-cofig)#default-router
除外するIPアドレスの指定 構文   (config-cofig)#ip dhcp excluded-address

DHCPリレーエージェント

通常のDHCP DISCOVERメッセージはブロードキャストなので、違うネットワークには送信できない。そのために、中継役のDHCPリレーエージェントをつける
次のコマンドが実行されたルーターがDHCPリレーエージェントと呼ばれるようになる。
クライアントから一番近いルータに設定する必要がある。
IPヘルパーアドレスの設定(メッセージの中継) 構文   (config-if)#ip helper-address{サーバーアドレス}

RFC1918

プライベートアドレスの範囲を定義している

NAT変換

メリットは、重複ネットワーク(IPアドレスが重なっているネットワーク)を利用した際に、IPアドレスの変更する必要がなくなること。 構文   (config)#ip nat inside source static {ローカルIP} [グローバルIP}
さらに、ルータのインターフェースに内部ネットワークと、外部ネットワークを定義する必要がある。(めんどくさ)
構文   (config-if)#ip nat inside
構文   (config-if)#ip nat outside

スタティックNAT

NATを静的に設定しておくと、外部ネットワークからいつでも接続可能になる。(内部のIPアドレスはわからないから安全)
なので、WebサーバーやFTPサーバーの公開に用いる。

NAPT

複数のホストで、1つのグローバルアドレスを共有しあう(大丈夫か?)
IPアドレスだけでなく、ポート番号も変換する。
NATにoverloadを付与すると、NAPT(PAT)が有効になる。
ポート番号を利用したアドレス変換方式は、NAPT,PAT,IPマスカレード,NATオーバーロードなど様々な呼び方がある。

ダイナミックNATを設定するまで

ダイナミックNAT    プール内にあるIPアドレスを小さい順に割り当てていく。
内部/外部ネットワークの定義
構文   (config-if)#ip nat inside
構文   (config-if)#ip nat outside
NATプールの作成 構文(config)#ip nat pool {プール名}{スタートIP}{エンドIP}}{ネットマスク/prefix-length}

ACLも規定しないと。    構文(config)#access-list {acl} peremit {source} {ワイルドカード}

ダイナミックNATの作成   構文(config)#ip nat inside source list {acl} pool {プールネーム}

NAT

NAT統計情報の確認

show ip nat staticコマンド

NAT情報の表示

show ip nat translations

PATの有効化

PATはNAPTのシスコ独自の読み方。 NAT設定の際にoverloadコマンドを有効にするといい。 PATの定義   構文(config)#ip nat inside source list {acl} interface {インターフェースタイプ} overload

WAN

WANで使用されているプロトコル
HDLC 同期シリアル回線上(同期通信=両方でコネクション必要)で動作するデータリンク層カプセル化プロトコル
PPP 同期・非同期のポイントツーポイントで使用されるプロトコル
X.25 エラー訂正や再送機能がある。低速になるので現在使われていない。
フレームリレー   エラー訂正や再送機能をなくして、高速化した。
ATM   パケットを細かく分割して送る方法。リアルタイム性のあるデータを最小の遅延で送信できる。

ポイントツーポイント接続をする場合

HDLCかPPPを用いる。
相手が、CiscoルータならHDLC
相手が、Ciscoルータ以外ならPPP 構文(config-if)#encapsulation ppp


PPP

同期・非同期のポイントツーポイントで使用されるプロトコル
データリンク層で働く。
LCPと、NCPのサブプロトコルに分かれている。
LCPには、接続相手の認証を行うというセキュリティ機能がある。

PPPの認証プロトコル

PAP認証 プレーン
CHAP認証 暗号化されるが、カプセル化タイプがフレームリレーの時は使用できない。
CHAP認証の有効化 構文 (config-if)#ppp authentication chap

認証情報の設定では、usernameは相手のホスト名を指定する必要がある。パスワードは共通のものを使用する(めんどくさ)
認証情報の設定 構文 (config)#username {相手のホスト名} password {パスワード}

PPTP,L2TP PPPのデータフレームをIPパケットでカプセル化して、通信するレイヤ2トンネリングプロトコル
IPsec ネットワーク通信の安全性を保証する。
PPPoE イーサネット上でPPPの機能を利用して、安全に通信する方法。
GRE パケットに、GREヘッダを付与してカプセル化するトンネリングプロトコル。


PtoPでリンクを確立したい ①ホスト名の決定  構文(config)#hostname
②カプセル化タイプの設定  構文(config-if)#encapsulation ppp
③CHAPの有効化  構文(config-if)#ppp autentication chap
  ④認証情報の設定  構文(config)#username {相手のホスト名} password {パスワード}
パスワードは相手と共通でないといけない。 usernameは相手のホスト名のことを指している。


WANリンクの機器の名称

CPE    customer premises equipment 契約した通信事業者が貸し出す機器。ルーターやモデム・CSU/DSUDCEなど
CSU/DSU  ディジタル信号から専用線への信号に変化させるもの。電波的な干渉から守る役割がある。
DCE    集積装置。送受信するさいに電波にしたり、信号にしたりする装置。モデムなど
DTE    実際に通信する装置。ルータやスイッチなど。
ローカルループ   分界点から、通信事業者までの回線。アクセス回線ともいう(こっちのほうが覚えやすいけど)

VPN

公衆ネットワークを隔離して、通信する方法。メリットは、「セキュリティの向上・コストの削減・拡張性」

サイト間VPN

インターネットを経由してVPN同士を接続する。IPsecでトンネルを形成する。
トンネルでは、新しくIPアドレスが追加される。(自分のVPNから相手のVPNに転送するために)
VPNゲートウェイで、パケットの暗号化が行われる。

リモートアクセスVPN

在宅勤務者が使う。VPN Clientソフトをダウンロードすると、通信を自動でカプセル化するようになる。

DMVPN

複数の拠点を効率的にIPsec VPN接続することができるシスコ独自のソリューション。ハブ&スポーク型のトポロジを組む必要がある。マルチベンダ(異なる製品)は不可
DMVPNは、NHRP(Next Hop Resolation Protocol)によって、トンネル先のIPアドレスを知ることができる。(便利!)

MPLS

IPパケットにラベルと呼ばれる識別子を付与して、ラベルを参照して、高速転送する技術。
IP-VPNで利用される。
MPLS

IPsecでセキュリティ向上

機密性
整合性
送信元認証
リプレイ攻撃防止(不正コピーしたパケットを大量に送りつける)

GRE

シスコ社が開発したトンネリングプロトコル。さまざまなプロトコルパケットタイプをトンネルにカプセル化し、PtoPで通信させることができる。
暗号化機能がないため、機密性を保ちたい場合は、GRE over IPsecを利用する。
仮想インターフェースを利用する。VPNゲートウェイの間にはトンネルインターフェースを作成する


 
GREトンネルの設定手順
  ①トンネルインタフェースの作成  構文 (config)#interface tunnel {ナンバー}
  ②IPアドレスを設定  構文 (config-if)#ip address {アドレス、サブネット}
  ③GREトンネルの送信元アドレス  構文 (config-if)#tunnel source {アドレス|インターフェース}
  ④GREトンネルの宛先アドレス  構文 (config-if)#tunnel destination {アドレス}
  ⑤トンネルモードをGREで  構文 (config-if)#tunnel mode gre ip
 

  up/downになる理由  インターフェースがダウンしてる。ルートが存在しない。トンネル経由で相手の宛先アドレスを学習している(ループするらしい)。
  トンネルインターフェースがup/upだったとしても通信可能とは限らない。

DHCPオプション43 

WCLのIPアドレスをLightweight APに通知する機能。事前にWCLのIPアドレスをcisco-capwap-controllerの名前でDNSサーバーに登録しておく必要がある。

FlexConnect

Lightweight APとWCLとの接続が切れたとしても提供できるサービス。

CPU ACL

Cisco無線LANコントローラへのアクセス制御で、CPU ACLを用いる。
SNMP,HTTPS,SSH,Telnetなどの管理プロトコルの制御、RADIUSや DHCPなどのネットワークサービスプロトコルの制御が可能。
GUI画面で設定を行う。

リンクアグリゲーション

複数の物理ポートや論理ポートを1つにまとめる技術。
WCLはLADCPやPAgP(自動でEthernetの生成と維持)が使用できないため、いちいち相手のEthernetのモードもonにする必要がある。
1つでも物理ポートがあれば通信はできる。


 
  作成者 sasaki tatsuya



コメントや要望があれば、下記のツイッターにDMをください。
他のサイト

    CCNA学習

    CCNA 本まとめ
    CCNA メモ 0
    CCNAメモ 1
    CCNAメモ 2
    CCNAメモ 3
    CCNAメモ 4
    CCNAメモ 5
    CCNA勉強 TCP/IPについて
    CCNA勉強 Ciscoデバイスについて
    CCNA勉強 IPv6について
    CCNA勉強 STPについて
    CCNA勉強 VTPについて
    CCNA勉強 WLANについて
    CCNA勉強 Ciscoルーターのメモリについて

    AWS クラウドプラクティショナー

    クラウドプラクティショナー 自宅受験(PSI)

    AWSソリューションアーキテクト アソシエイト



    ソリューションアーキテクト(SAA) メモ1
    ソリューションアーキテクト(SAA) メモ2

    AWS アドミニストレーター アソシエイト


    アドミニストレータ メモ1
    アドミニストレータ メモ2
    アドミニストレータ オリジナルテスト01 10問
    アドミニストレータ オリジナルテスト02 10問
    アドミニストレータ オリジナルテスト03 10問
    アドミニストレータ オリジナルテスト04 10問
    アドミニストレータ オリジナルテスト05 10問
    アドミニストレータ サンプル問題2


    AWS デベロッパー アソシエイト


    デベロッパー メモ1
    デベロッパー メモ2
    デベロッパー メモ3
    デベロッパー範囲 Code〇〇
    デベロッパー範囲 ElasticBeantalk
    デベロッパー範囲 X-Ray
    デベロッパー範囲 Cognito
    デベロッパー範囲 Lambda
    デベロッパー オリジナルテスト01 10問
    デベロッパー オリジナルテスト02 10問
    デベロッパー オリジナルテスト03 10問
    デベロッパー オリジナルテスト04 10問
    デベロッパー オリジナルテスト05 10問
    デベロッパー オリジナルテスト06 10問
    デベロッパー オリジナルテスト07 10問
    デベロッパー オリジナルテスト08 10問
    デベロッパー オリジナルテスト09 10問

    その他

    Route53 独自ドメイン購入 エラー
    独自ドメイン CloudFront エラー

    著者の他のサイト

    駆け出しインフラエンジニア

    おすすめサイト

    DynamoDBのキーをわかりやすく。
    育児の合間に認定デベロッパー アソシエイト